空気みたい。当たり前のこと。

今日は何かカウンセラーみたいな事を、ピラティスレッスンを通じてお話することが多かったです。

その中で、夫婦の関係を空気みたいな存在。と、答えを出した生徒さんがいました。

ふ~ん、あって当たり前のたとえなんだなー。と、思いました。でも、夜のレッスンが終わり、雨が降った後の空気をかいだ時、空気にも顔がある気がしました。

草のにおい、うなぎ屋さん、焼鳥屋さんのにおい。これはちょっと陽気な顔。

スナックからの煙草の匂いがする換気扇からのにおい。

これはちょっと、いぶかしい顔。

お弁当屋さんからのにおいは、たまに美味しいにおい、時に油臭いにおい。と、沢山の顔があることに気がつきました。

そうすると、当たり前に過ぎていく家庭生活でも沢山のにおいがつくことを感じました。そしてにおいを香りにするためには、努力や知恵も必要だと、風と空気に教えてもらいました。

当たり前は、常にあたりまえじゃないんだね。